Q&A
Q&A/2012-02-08
Q.デフレからの脱却、経済はいつよくなるのですか?
経済不況やデフレはいつまで続くのですか?
またその対策として古本さんの考えを聞かせてください。
スーパーのタイムセールを思い出して下さい。
夕方になれば、グラム800円の和牛が500円になるとします。
お肉やお魚を買うなら夕方が得だと考えるのは
夕方になれば値段が下がることを消費者が知っているからです。
このため昼間に買う人は定価でもいいから今すぐ欲しい人や値段を気にしない人しか買いません。
つまり、デフレ(値下がり)を前提とした夕方までの買い控えです。
発想を転換し、朝一番でタイムセールをやったらどうでしょうか。
朝一番で行列ができ、セール品が売り切れていたら 次の日の朝にまた並ぶ。
買い控えによる消費不況です。
ところが、朝のタイムセールで売り切った商品は、半年後までセールはなく、
明日からは品薄となり手に入りにくくなるとしたらどうでしょうか。
恐らく、セール品以外の品でも我慢して買います。
これが、夏と冬の衣料品等のいわゆる季節セールです。
つまり、食料品の様に他の商品でも事足りるもので
しかも、一日待てば必ず下がると分かっていれば待ち
ブランド品で唯一無比の品であれば定価でも買う。
デフレ不況の原因は
明日になれば同じ様な商品がまた値段が下がって供給される安心感にあります。
従って、生活必需品は特にゆるやかな値上がりがあれば買い控えはなくなります。
商品にプレミア性があり、二度と手に入らないとなれば今すぐ買いますが
そうした商品は大量生産の日本の市場では難しいでしょう。
デフレ脱却には、お金をもっと刷って世の中に回せばインフレになるとされていますが
日本は世界一モノの安定供給ができる国です。
いくらお金の量が増えても、次から次に新しい商品が出回り
性能がアップしているのに値段は据え置き(実質値下げ)発売される…
これでは新商品を待つ消費者心理もわかります。
多少、乱暴かもしれませんが
性能がアップしたならメーカーも思い切って値上げする
『攻めのプライシング』が緩やかなインフレの一助になると考えます。
統計データとしては
例えば高校の授業料無償化により、全体で0.1%物価を押し下げました。
しかしその分、高校生のいる世帯は可処分所得が増えましたので他の消費に回っているはずです。
手当類による家計の支援と
緩やかな値上げ(消費増税もきちんと転嫁して値上げになります)を売る側も買う側も受け入れる
このことが今日より明日ではなく、明日買うなら今すぐ買う、消費の行列に繋がると私は考えます。
- 貴重なご意見お待ちしております。»
- ふるもと伸一郎へ言いたい!

